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初代・藤尾仙助が、堺で高砂屋仙助・藤尾玉林堂と号し、筆師を始めたのが発祥である。後に、文化年間に入ってから大阪に移り創業した。
製筆といえば、豊橋、熊野が有名だが、江戸時代中期から末期にかけては、大阪で大々的に行われていた。この頃は大塩平八郎、頼山陽ら多くの文人を中心に、町人知識層の文化活動が発展した時代であった。大阪の製筆は、朝廷や武家社会ではなく、自由な町人文化が育てたといえるだろう。
二代目の仙助は、安政年間より明治中期まで店主として活躍した。製筆業盛況の頃で、明治25年には第二回全国毛筆共通会審査員を務め、同29年には、第四回内国勧業博覧会に出品している。
当時は製造の全過程を庭で行っていたという。製筆具は今も残っている。かんてき(七輪のこと、上方ことば)の上で筆軸を矯正する時に使う、軸ため用あて具。軸の面取りに使う寸木。原毛のクズを飛ばすために使う寄せ金、まぜ櫛など。三代目.・新太郎、四代目・善之助、五代目・武明までは製筆に従事していたが、その後小売り及び卸売りに切り換えた。
古来から変わらぬ書の文化
創業200年余、「玉林堂」では、日本の書道を伝えるため、筆・墨・硯・紙すべて伝統的で本物の書道具を取り扱っております。
江戸時代・享和4年(1804年)、藤尾仙助が製筆兼販売業として大坂堺県にて創業。明治初期に入り大坂市堺県難波村(現中央区)に移転し、二代目・玉寶斎藤尾仙助が引継ぎ、明治25年(1892年)、奈良に於いて開催された第二回全国毛筆共進会審査員を拝し、明治29年(1896年)第四回内国勧業博覧会に出品し褒章を授与しました。四代目・玉僊斎藤尾善之助は明治36年(1903年)第五回内国勧業博覧会に出品し褒章を授与しました。
生涯使える本格的で美しい書道具
伝統的な製法を守る品は日本に多く、書道に関する道具でもそれぞれ良い物を作り続けて来た場所があります。日本全国から集めた、使いやすさ・品質・美しさ共に素晴らしい道具を集めセットとしてご用意致しました。