by 木瀬浩詞
銅板を木槌でひたすら叩いて成形して行く鍛金による作品。表面の処理により金属でありながら石のような独特な肌合いを持っています。仕上げに漆を塗って焼き付けていて、むき出しの銅のものよりも銅特有の変色や錆が出にくくなっています。布のような表情をもつ皺のよったエッジは磨かれて滑らかです。
木瀬浩詞
「金工」というと金属の冷たさを想像しがちだが、木瀬浩詞さんの銅の作品は、木や土といった自然に近い質感を醸し出す。金沢の山里にある古民家で創作活動に打ち込む金工作家の木瀬さんは、ひたすら銅を叩き、バーナーで温め、また黙々と叩きながら成形していくという技術と根気のいる作業により、素材と対峙し、また自然に生まれてくるしわや柄などの表情を大事にしている。叩いているうちに生まれたしわといっても、事前に綿密に設計を行ってから、銅板を切り抜き、完成の姿を想像しながら制作に入っていくという。仕上げに漆を焼き付けるという独自の技法が変色を抑え、実際に使うことでさらに味わいが増してくる。
商品の詳細
| 販売元 | 日本 |
|---|---|
| 内容 | スペック
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・商品写真の色合いは、実物とは多少異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
・商品のデザイン、仕様、外観、価格などは、予告なく変更する場合があります。
銅の石跡（ボウル小）
商品コード: K016-874-01
家庭画報国際版セレクション
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