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MATSUステッキ:Jグリップキャンバスマイカルタ - Men

超々ジュラルミンをキャンバスマイカルタで挟み、超々ジュラルミンのボルトで留めたグリップは軽量性、耐久性、フィット性に優れます。硬度の異なる素材を平滑に仕上げようと思えば老練の職人技が求められます。グリップとシャフトをつなぐネックも超々ジュラルミン。シャフトは軽量かつ強度に優れたカーボンです。

Jグリップ

日本では大曲りともいわれる J グリップは肘にかけられるメリットがあります。英国紳士がいまも好んで携えるグリップです。

素材

CANVAS MICARTA キャンバスマイカルタ

太めの糸で織られた木綿地を積層し、フェノール樹脂（熱硬化性樹脂）で加圧成型したもの。絶縁材やナイフのグリップとしてポピュラーなこの素材は、熱にも水にも強い特性を有します。微細な凹凸があり、フィット感の面でみても優秀です。.

EXTRA SUPER DURALUMIN 超々ジュラルミン

軽量性と耐久性の両立を追求して誕生したアルミニウムを主体とする合金（アルミニウム:90.4%、亜鉛:5.5%、マグネシウム:2.5%、銅1.6%）。戦前に日本で発明された飛行機用アルミニウム合金で、いまなお工業製品に欠かせないものです。

CARBON カーボン

アクリル繊維やピッチ（石油、石炭、コールタールなどの副生成物）を約1000℃の高温で炭化させた繊維。軽量性と耐久性に優れます。鉄の1/4の比重、10倍の比強度、7倍の比弾性率を有します。

MATSU Cane & Walking Stick のデザイン

GRIP グリップ‐人間工学に基づいたシンメトリー

グリップがシャフトの延長線上にくるよう設計されています。グリップの形状はボールグリップ、T グリップ、J グリップの3種類。

NECK ネック‐堅牢強固なつなぎ役

グリップとシャフトをつなぐパーツは十字に組むクロス構造を採用。軽量性と耐久性を兼ね備える構造です。さらに強度を高めるべく、無垢の真鍮から削り出された複数のパーツを組み合わせました。一般的な鋳造（型に流し込み、成型する方法）に比べればその差は歴然としています。組み合わせたパーツとは思えないシームレスなアウトラインは職人仕事の賜物

STRAP ストラップ‐両手を解放するツール

アクセントにもなるストラップは両手を自由にしたいときに役立ちます。

SHAFT シャフト‐微差がもたらすエレガンス

シャフトの直径をトップ20mm、ボトム18mmに設定（ウィメンズはトップ17mm、ボトム15.5mm）。このわずかなテーパードが、みるものの印象をがらりと変えます。肉眼ではそれとわかりませんが、トップ下はノンテーパー、すなわちストレートに仕上げています。丈を詰める場合はここで調整します。

FERRULE 石突き‐カバーの役割も兼ねる名脇役

地面に直接触れる石突きは耐久性とともに防滑性と衝撃吸収性が求められます。一般的な石突きはエボナイトかホーンを用いることから、後者の機能を補完するためにキャップ様のカバーをつけざるを得ませんでした。硬質なそれら素材は、現代の路面状況にフィットしなかったのです。MATSU Cane & Walking Stickでは石突きそのものをゴムでつくることで美観の問題をクリアしました。石突きは摩耗すれば交換できます。

通常の使い方で半年から1年で摩耗いたしますので、交換用パーツもお求めください。