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KASHOEN 1883 (カショウエン)

KASHOEN 1883 (カショウエン)
業種:
高級化粧筆製造販売
所在地:
広島県広島市

伝統技術が織り成す、最上質な美しさ

江戸時代から筆の産地として有名な、広島は熊野町。

この地で140余年もの歳月に磨かれた伝統技術と職人たちの情熱が息づく、KASHOEN(華祥苑 / カショウエン)の化粧筆。その1本が誕生するまでに、50もの工程を経ています。

独自の基準で厳選した極上の毛のみを使用し、仕上げまでのすべてを一貫して手作業で入念におこないます。できあがった筆は一定の品質を保つために、社長自らが検品を実施。

ものづくりに一切の妥協を許さない徹底した姿勢は、1883年(明治16年)に創業者高本庄蔵による筆づくりが始まって以来、変わることなく受け継がれてきました。それは、熊野ではじめて筆の海外輸出を実現し、今日の化粧筆の礎を確立したことでも裏付けられます。つねに伝統技術を継承しつつ、オリジナリティを発揮することで、筆の新たな歴史を拓いてきました。

「本当に価値あるものをお届けしたい」。いつの時代もこの想いを実現するために、精一杯の努力を重ねつづけてきたKASHOEN。これからも日本の伝統技術が生み出す気品と美しさを追求し、ひとりでも多くの方を感動の世界へと導くことを目指していきます。

KASHOEN 1883 (カショウエン)

ROYAL KASHOENシリーズ E02 パウダーブラシ DRM漆溜×孔雀塗り

華麗なる日本の芸術品、140余年の歴史を誇るKASHOENが卓越した伝統美で創造する、比類なき日本の化粧筆"ROYAL KASHOENシリーズ"。最高等級SSクラスの毛を使用したそのやわらかな肌触りは、使う人に感動を与える程の心地良さ。筆の柄には、1990年明仁天皇陛下御即位儀礼「大嘗祭」で使用された"おわん"を手がけた、故大久保隆三氏の代表的な漆塗りが施され、極上の使い心地を約束するだけでなく、日本文化の息吹を感じられる逸品です。

KASHOEN 1883 (カショウエン)

故・大久保 隆三

伝統工芸士/現代の名工
故・大久保 隆三

木地師をしていた父の影響を受け15歳で漆の世界に入り、漆塗り一筋60年。

独自の技法を極める中、数々の賞を受賞。1990年には、明仁天皇陛下御即位儀礼「大嘗祭」に使用される"おわん"を手掛け、大久保隆三氏の作品は美智子皇后陛下をはじめ、皇族にも愛用されています。「無形文化財」(福井県鯖江市)厚生労働大臣により「現代の名工」に指定される。

KASHOENの歴史

明治16年(1883年)
広島県熊野町にて創始者・髙本庄蔵が製筆販売業を創業
昭和5年
2代目・髙本正により洋画筆・化粧筆の製造に着手
昭和35年
3代目にあたる髙本正の長男・髙本琢史と次男で現社長(髙本祥子)の父でもある髙本正浩で「株式会社髙本製作所」を設立し、法人化とする。
昭和35年
髙本正浩により洋筆(画筆)の分野において研究開発の末、日本古来の伝統産業の筆を、現代的な製法を用いて純国産筆を開発・規格化し、グローバルスペック化を果たす。
熊野の筆(化粧筆・画筆)初の海外輸出が始まる。
台湾においては画筆90%のシェアを確保する。
昭和38年
広島県より輸出貢献企業に指定される。
昭和40年代
熊野の筆初の現代製法で造られた高級化粧筆の製造が始まる(カネボウ化粧品と初の本格的なフェイスブラシを商品化)。
欧米・欧州各国への画筆・化粧筆の直輸出が始まる【Garrett Hewitt International,LLC・シャネル・ゲラン・オリジンズ・マックスファクター社・レブロン社・エリザベスアーデン社】
国内最大手の画材メーカーとの取引開始。
昭和41年
4代目・髙本正浩により増産に対応するため職人の伝統技術を生かした近代的な工場手生産型を編み出す。
昭和46年
髙本正浩、東レ株式会社と高品質人工毛の純国産化を目指す。
昭和50年
国産初の東レナイロン毛が完成。
米国MG社・ロバート-シモンズ社・FM社と直貿易となる。
昭和52年
英国王室御用達ブランド"ROYAL"の称号を持つウインザー&ニュートン社(イギリス)へ画筆供給開始
オランダ王室御用達ブランド"ROYAL"の称号を持つロイヤルターレンス社(オランダ)へ画筆供給開始
ダ・ビンチ社(ドイツ)・オーシャン社(ドイツ)・ベンーホーヘン・ザハン社(ドイツ)画筆取引開始
世界初の筆軸塗装の自動化に成功
ドイツフランクフルトメッセ出展
昭和55年
ドイツフランクフルトメッセ出展
昭和57年
エスティーローダーカンパニーズインク(米国)取引開始
ドイツフランクフルトメッセ出展
昭和58年
ノエビア化粧品、取引開始
世界初穂首接着の自動化に成功
昭和60年
世界初穂首製作の自動化に成功
年商35億円
4代目・高本正浩、世界各国からの化粧筆・画筆受注増加に対応するため、多くの筆職人を養成し、熊野の筆製造インフラ増強に努める。
平成9年
5代目・高本尚秀、香港事務所開設
平成14年
「株式会社華祥苑」オリジナルブランドメイクブラシ販売会社を設立
「SHOKO」 ブランド設立
平成14年10月
HBA Global EXPO in New York出展
平成15年
「華祥苑」ブランド設立
平成16年
「PASTEL FACE」ブランド設立
平成17年
「株式会社髙本製作所」の事業を継ぎ、メイクブラシ・画筆・医療ブラシ・ネイルブラシの製造販売を開始する。
プロフェッショナルシリーズ「S-pro」ブランド設立
平成18年
本社ショールームオープン
平成19年
beautyworld JAPAN WEST in OSAKA出展
平成20年
beautyworld JAPAN 2008 in TOKYO出展
beautyworld JAPAN WEST in OSAKA出展
平成21年
Gift show 2009 Spring in TOKYO出展
平成21年7月
"KASHOEN 広島店"オープン
平成23年1月
"KASHOEN 広島店"「平成22年度 いい店ひろしま」受賞
平成24年6月
"KASHOEN ブティック銀座"オープン(現在閉店中)
KASHOENの歴史
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