ALEXCIOUS

フィリピン生まれのフランシス・アルセナさんは、1997年から新潟県の三条市で働き始めました。同地は金属加工について高い技術をもつ企業が多いことで知られています。アルセナさんもまた、このような金属機器メーカーに入社しました。

アルセナさんは、燕市と三条市で15年間の長期にわたり、高度に熟練した職人の元で技術を学び、身につけます。そして、設計開発を手がけたのが、手作りのプルタブオープナーでした。

非常に繊細な技術を用いて作られたこのオープナーは、わずかなずれも許されない高度な構造を持ちながら、人々にとってとても身近な存在です。ネイルアートを施した爪で、ドリンクの缶を開けることは非常に難しいことですが、この点を解決してくれるのです。そんなユーザーに合わせて、女性ヒール型のプルタブオープナーが作られましたが、ストーンや花モチーフでカラフルに装飾されたこの製品は、アクセサリーのように美しく、そして実用的な仕上がりになっています。