ALEXCIOUS

株式会社オーシンの主力商品は、いつもお客様のニーズから生まれています。
もともと飲食店向けの業務用製品を主に扱ってきたオーシンは、厨房の環境をより良くしたい、働く人の負担を減らしたい、料理をより美味しく味わって欲しいというお客様の願いを、厨房用シューズやアルミ製品、そしてIH厨房機器などの様々な製品として形にしてきました。 日本の新しい食文化が海外へ進出する中で、これらの製品も世界で活躍を始めています。
働く人の喜び、食事を楽しむ家族の笑顔を世界中に広げるために、これからもお客様とともに新しい価値を生み出す製品開発を心がけていきます。

明治40年設立、100余年の長い歴史

株式会社オーシンの前身である大信洋行は、明治40年（1907年）設立、当時は古地金商を営む商社でした。その後事業を拡大し、ワークシューズ事業・アルミニウム事業・厨房機器事業を展開。100年以上にわたって、日本の外食産業で働く人々とその発展を支えてきました。

「どうにかならへんの？」「どないかしましょ！」-変化をいとわないスピリット

オーシンは、もともとは自社製品を持たない商社でした。取扱い製品の中に、ワークシューズのひとつである長靴がありましたが、ある日それを使っている飲食店の店主から、「長靴がすべってスタッフがけがをした、すべらない長靴はないのか」という相談を受けます。既存製品の中に思い当たるものはなかったのですが「どうにかならへんの？」という声に、なんとか応えたい・・・「どないかしましょ（どうにかしましょう）」と、自らすべらない長靴を開発したのが、メーカーとしての始まりです。

また、現在の事業のひとつ、厨房機器事業の主力であるIH対応製品も、今から数十年前、まだIHが普及する前に取引先から受けた、「これからはＩＨの時代だ、ＩＨでもガス火の時と同じような土鍋が作れないか」という声をきっかけに開発されたものです。

もともとメーカーじゃなくても、困っているお客様がいれば自ら作ってそれに応える。メーカーとして作ったことのない製品でも、持てる技術と知識を駆使し、情熱をもって作り上げる。変化をいとわない精神が、現在の高い開発力を培ってきました。

改良に改良を重ね、数多の使い手の声に応えてきた経験

オーシンは製造販売を行うメーカーとして、常に徹底して現場の声を聞きながら、様々な要望に応えてきました。機械では対応できない細かく多様な要望にも応えるため、高度に機械化された製造現場においても、熟練した職人がひとつひとつ仕上がりを見ながら加工を調整し、理想の製品の実現を担っています。また、あらゆる「こうだったらいいな」を実現するため、1つの製品を完成させるのに、何度も何度も改良を重ねています。それらすべての経験が、他には簡単に真似できない開発力を支えています。