木村 崇之
代表取締役
"城下町弘前の曽祖父の代から続く木工屋の家系に生まれる。
フジサンケイグループのイベント・建築内装の設計施工部門の会社を経て、
16年前Uターン、本家から独立した父が建具・家具・店舗什器と時代の流れに
逆らわず営む木工所(有限会社木村木品製作所)へ入社。
十年前より代表取締役となる。
8年前より県産業技術センターとの共同研究に賛同した県内の木工業者・デザイナー
・漆職人等で木製玩具研究会「わらはんど」を立ち上げ活動をはじめる。
当時勉強会の講師としてたびたびお世話になっていた東京おもちゃ美術館館の
多田館長より四谷移転に伴う内部の造作物の工事を担うこととなる。
四年前より法人化し合同会社わらはんどの代表に就任、現在に至る。
地域資源を活用したおもちゃ・遊具と特注キッズスペースの設計施工会社として
全国各地から依頼を受けている。
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フルオーダーの物作りを通して 人々の生活に夢と潤いを提供し 物心両面の幸せを追求する
曽祖父が建具の技術を利用した青森ひばのりんご栽培用の梯子を開発してから これまでりんごの恩恵を受けてきました。
弘前は日本一のりんご生産です。毎年さまざまな理由で役目を終えるりんごの木が出ます。
薪とされる他は処分されています。木材として利用するには、太く長い部材が採れない上に節目も多く、加工に至るまでに非常に手間がかかるからです。
それでも自分たちで農園から収穫し製材・乾燥まで行っているのは、時代の流れに逆らわず、自分達の設備・技術を生かしたもの作りを一貫してやってきた中からやる価値があると思ったからです。
使えるのは入手したうちの5割がやっとですが「ゼロエミッション活動」とも捉え、地域資源として活用しております。
りんごの木のデザート皿
世界的にみても、たまご型の木のお皿は少ないと思います。
エスプレッソとチョコレートをのせたり、かたちをうまく利用した使い方をしていただければと思います。